僕はもともと
他人からのあらゆる言動を
いちいちネガティブに捉えがちで、
人付き合いからすぐ遠ざかろうとする
性格でした。
そんな自分にとって、
なぜあの人は〜なのか
という疑問に納得し、
相手を理解し、
寛大に受け止めれるようになるのを助けてもらえたのが、
血液型や動物占いといった
人間を分析するツールでした。
占い自体は全く頼ろうとしない人間でしたが、
特に動物占いのように生年月日から人間を分析しているデータというのは、
的確に事実を示している理由が目に見えない部分にあるなと感じるようになっていきました。
算命学の存在は、
上京後の勤め先で知り合った占い好きの同僚から教えてもらいました。
プロの方の鑑定を初めて受けた時の、
なぜ生年月日でここまで分かるのかという不思議さと感動は
昨日のことのように覚えています。
恥ずかしいお話ですが僕は、
20歳頃から歌手になりたいと夢みながら
大好きな音楽の世界に浸るも世渡りがまるで駄目で、
恋愛も成就しないことが続いた時期は
未来への歩みを苦痛に思い、
人生を諦めようとしたことも少しだけありました。
しかし、
人生を諦める前に自分の人生について
学問的にもっと知りたいという思いが命を繋いでくれて、
以前鑑定してもらった算命学について
自分で勉強しようということになったのです。
僕の母親は、
とても内気な子供だった僕のことを心配したまま
僕が小学校入学後に他界し、
父親も僕がちゃんと社会に出れるのか心配したまま、
僕の高校卒業後に他界しました。
算命学という学びの世界は
新たな生き甲斐を僕に与えてくれて、
親孝行できないまま早くに亡くした両親に恥じない、
『苦労して産み育てて良かった』と
両親が思えるような人生を送ろう
という決意を勝手にですが
することができました。
それは同時に、
自分が世の中の人の役に立てるレベルまで算命学を勉強しようという決意でもありました。
僕が世の中の人たちの心にわずかでも希望を灯せた分だけ、
両親が僕を育ててくれた意味をつくることになると思っています。
《趣味》
音楽、アニメ、カラオケ、猫の動画を見る
《好きな食べ物》
カレー、和風スイーツ